空に想いを

夢を想い描く時、視線は上がっていきます。夢見がちな人は、いつも目が宙を泳いでいます。妄想癖と笑われるかもしれませんが、未来に意識が向いているとき、視線が上に行くのは、アイアクセスと呼ばれる脳の正常な反射なのです。

願いが叶った状態をリアルにイメージできたら、現実と空想の区別のつかない脳は、その夢を叶えた人にふさわしい行動を、自然に取るようになっていきます。

自信がなくても、うまくいったところを想像し続けることで、うまくいく人の行動がとれるようになり、その行動に沿って結果が付いて来ます。そしてその結果が、自信を裏付ける根拠になり、成功のスパイラルに入って行けるのです。

さらにもし、夢を叶えるまでの道筋を、リアルに描けたとしたら、それはもう、立派なシミュレーションと言えるでしょう。

だから、たくさん空に絵を描こうと思うのです。できるかできないかではなく、当然そうなる未来として。